エンディングノート 堺市で家族の手続きを簡単に

堺市での暮らしやご家族の体調をふと考えたとき、「この先が不安だけれど、何から備えればいいか分からない」と感じる方は少なくありません。
本記事では、堺市で始められるエンディングノートの書き方を、葬儀社 株式会社駕徳(かごとく)の堺市における経験をふまえて、分かりやすく整理しました。
医療・介護、葬儀、役所手続き、お金の情報を「どこまで残すと家族が助かるか」を具体的にまとめています。

著者|佐原 敏也

株式会社駕徳(かごとく)
佐原 敏也

株式会社駕徳(かごとく)は、私で四代目となる、創業から約100年続く葬祭企業です。
時代の変化に合わせて柔軟にサービスを磨きつつも、「人としての尊厳を守る」という変わらない根を大切にしながら運営しています。
堺市を中心に、ご葬儀に役立つ情報をわかりやすくお届けしています。


目次

エンディングノートとは?

エンディングノートは、もしものときにご家族が手続きや葬儀の判断で困らないようにするための「引き継ぎノート」です。ご本人の基本情報、医療・介護の希望、葬儀の考えなどを、自由な形式で書き残します。
市販の専用ノートでも、ご自宅のノートでも問題ありません。

特にご家族が別の地域に住んでいるケースでは、「どこに何があるか」「誰に連絡すべきか」がまとまっているだけで、事務負担が大きく減ります。

  • 役所や金融機関の手続きに必要な情報がまとまり、探す時間が減る
  • 葬儀の希望が分かり、ご家族の迷いが減る
  • 「伝えたいこと」を残せて、気持ちの整理にもつながる

まずは氏名・住所・生年月日、緊急連絡先、葬儀の大まかな希望だけでも書いてみましょう。

株式会社駕徳(かごとく)は、資料請求いただいたお客様に エンディングノートを無料でお渡ししています。よろしければお気軽にご請求ください。

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遺言書との違いと書き分けの考え方

エンディングノートは「気持ちや生活情報のメモ」で、遺言書は「財産の分け方などを決める法律上の書類」です。役割を分けると、書くべき内容が整理しやすくなります。

比較する項目エンディングノート遺言書
目的思い・希望・生活情報を伝える財産の分け方などを正式に定める
形式自由法律で形式が決まる
効力法的な効力はない条件を満たせば法的効力がある
更新思いついたときに書き足せる作り直しや保管方法に注意が必要

「葬儀の形式」「連絡してほしい人」「医療の希望」などは、エンディングノートに向いています。一方、「不動産を誰に渡すか」などの争いになりやすい内容は、遺言書で検討すると安心です。

相続税は「詳しくは専門家へ」がおすすめ

相続税は、財産の内容(不動産の評価、保険、贈与の状況など)で判断が変わります。間違った自己判断で進めるより、税理士などの専門家に確認するほうが、安心して進めることができます。
エンディングノートには、税金について記入するよりも、「財産がどこにあるか(金融機関名・保管場所)」を残しておくほうが役に立ちます。

堺市での葬儀と費用をエンディングノートに残す

ご逝去の直後は、日程、式場、火葬場の手配などを短い時間で決める必要があり、ご家族の負担が大きくなります。生前に「希望」と「予算感」だけでも書いておくと、判断の助けになります。

堺市周辺の葬儀費用は、何で増減する?

  • 参列人数(料理・返礼品の有無)
  • 祭壇やお花の内容
  • 式場の使い方(通夜あり/なし、控室の利用など)
  • 宗教者へのお礼(お布施など)

エンディングノートには、細かい内訳まで決めなくて大丈夫です。「形式」「上限の目安」「優先したいこと」の3点が書けると、十分役に立ちます。

書く項目家族が助かる理由
望む形式家族葬/一日葬/火葬式でもよい式の方向性が決まりやすい
予算の上限感総額で○○万円くらいまで見積り比較がしやすい
優先したいこと少人数でゆっくり/移動が少ない形迷いが減り、後悔が残りにくい

費用や式場選びで不安がある場合は、事前相談で「何を優先するか」を一緒に整理しておくと安心です。

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ご家族の判断に役立つエンディングノートの項目

医療・介護で書いておくと助かること

医療や介護の希望は、ご家族の負担に直結します。「受けたい医療」「避けたい医療」「どこで過ごしたいか」を、短い言葉でよいので残しておくのがおすすめです。

項目メモ例
つらいときに優先したいこと痛みをやわらげることを最優先にしてほしい
過ごしたい場所できれば自宅/状況で施設も検討
相談して決めてほしい人判断できないときは〇〇に相談してほしい

お金・契約・デジタルの整理

相続や解約の場面では、「何がどこにあるか」が分からず困ることがあります。金額を細かく書けなくても、金融機関名・保管場所が分かるだけで進めやすくなります。

  • 預貯金:銀行名・支店名、通帳や印鑑の保管場所
  • 保険・年金:保険会社名、証書の保管場所、年金の種類
  • デジタル:契約中のサービス名(サブスク等)、写真の保存先、連絡先の保存先

パスワードや暗証番号をノートに直接書くと、紛失時のリスクがあります。
「番号は別の紙にまとめ、封筒に入れて保管している」など、保管場所のヒントだけを書く方法がおすすめです。

エンディングノートの保管場所と家族への伝え方

内容が良くても、見つけてもらえないと役に立ちません。大切なのは「自分が安心できること」と「家族にとって分かりやすいこと」の両方です。

保管方法良い点注意点
自宅の決めた引き出し更新しやすい家族の誰か1人には場所を伝える
封筒に入れて一言添える不用意に見られにくい「もしものときに開封」と書く
重要書類の箱にまとめる通帳・証書と一緒に管理できる定期的に場所を確認する

表紙や最初のページに「最終更新日」を書くと、情報の新しさが伝わります。大きく直したときは、「葬儀の希望を書き直したよ」など、一言だけでも共有すると安心です。

株式会社駕徳(かごとく)が堺市でお手伝いできること

株式会社駕徳(かごとく)は、堺市全域と周辺地域の葬儀に対応し、家族葬会館「トワホール」「アデューホール」を備えています。少人数でも落ち着いた空間でお別れができるよう、貸切でのご案内を大切にしています。

また、事前相談では、ご家族の状況やご予算をうかがい、必要な内容を一緒に整理します。「何を決めればいいか分からない」という段階でも構いません。エンディングノートの葬儀欄の書き方や、費用の考え方、当日の流れの確認など、できる範囲でサポートします。

  • 自社ホール完備:貸切で、ゆとりのある家族葬を検討しやすい
  • ヒアリング重視:状況を聞いたうえで、無理のない提案を行わせていただきます
  • 割引制度:リピーター・資料請求特典割引があります
  • ペット同伴:愛犬も、ご葬儀への参列が可能です。(小型犬のみなど条件があるため、詳細はご相談ください)

エンディングノートの書き方や、堺市での葬儀の進め方に不安がある場合は、株式会社駕徳(かごとく)へご相談ください。ご家族の負担を減らし、納得できる形につながるようにお手伝いします。

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よくある質問

エンディングノートはどこに保管する?

「見つけやすさ」と「安全性」の両立が大切です。自宅の決めた引き出し、重要書類の箱、封筒での保管などがよく選ばれます。少なくとも家族のうち1人には、場所を伝えておきましょう。

初めてでも書き始められますか?

はい、大丈夫です。書きかけでも十分に意味があります。まずは氏名・連絡先・葬儀の希望など、10分で書ける範囲から始めてください。あとから見直して、少しずつ足していけば問題ありません。

まとめ

エンディングノートは、堺市での暮らしの中で「もしものときに家族が困らないための引き継ぎノート」です。
最初は10分で、基本情報・緊急連絡先・医療の考え・葬儀の希望だけでも十分役に立ちます。そこから少しずつ、財産の所在や契約情報、伝えたい気持ちを足していきましょう。

判断に迷うところは、専門家や葬儀社に相談しながら整えると安心です。株式会社駕徳(かごとく)でも、事前相談を通じて、無理のない形づくりをお手伝いしています。

監修者|高橋 亮

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮

葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。
著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。
2025年8月26日にはフジテレビ『サン!シャイン』にてコメンテーターとしてテレビ出演。