堺市・葬儀：逝去から納骨までの流れ

堺市での仏式の葬儀の流れに不安がある方へ。逝去から安置、通夜、葬儀・告別式、火葬、納骨までを時系列で整理し、役所手続きまでをまとめました。初めてでも困らないよう、決める内容と連絡の順番、必要書類を示しています。創業約100年の葬儀会社、株式会社駕徳（かごとく）が、地域の実務に基づいてわかりやすく解説いたします。

堺市での仏式の一般的な流れ

日本ではご逝去後24時間以内の火葬はできません。火葬までの期間は平均3〜5日ほどです。冬季は希望日時が取りづらく、長めになる場合があります。

流れ	主な内容
逝去	医師が死亡確認、死亡診断書の受け取り
搬送	寝台車で自宅または安置先へ移動
安置	枕飾りとお身体の保冷のためのドライアイス
通夜	読経と焼香、喪主あいさつ、会食のご案内
葬儀・告別式	式次第の進行、弔辞・弔電拝読
出棺・火葬	花入れ後に出棺、炉前で拝礼
収骨・初七日	収骨、後飾り、繰上げ初七日も可

逝去直後から安置までの初動

安置（お亡くなりになった方を火葬の日まで安静にさせること）は自宅または施設で行います。故人さまの状態保持には保冷が必要です。

• 死亡診断書の受け取りと保管
• 葬儀社への連絡と搬送先の相談
• 喪主候補と連絡網の整理
• 安置中の面会方法と持ち物の確認

判断が難しい場合は、まずは株式会社駕徳（かごとく）へご相談ください。必要な手順を一緒に確認し、急なご搬送にも対応いたします。

通夜から葬儀・告別式まで

通夜は夕方開始が一般的です。読経、焼香、喪主のごあいさつの後、会食へ進みます。夜間は無理をせず、休息を優先しましょう。

翌日は葬儀・告別式です。宗教や宗派で所作が変わりますが、当日の案内に従えば十分です。ご高齢の方やお子さまには、移動しやすい席を確保すると安心です。

仏式の出棺から火葬・収骨まで

式の最後はお別れの儀です。棺に花を手向け、静かに出棺します。火葬場では係の案内に沿って、炉前で拝礼します。

火葬の所要はおおむね1〜2時間ほどです。収骨では、骨壺へ丁寧に納めます。全骨か分骨かは、菩提寺や墓所の方針に合わせて事前に決めておくと安心です。ご自宅に戻ったら、後飾り（遺骨・位牌・遺影を飾る小さな祭壇）を整えます。

堺市の斎場と予約の考え方

火葬場のいみあいなら民営がない

堺市では、公営斎場（市や区が運営する斎場）を選べます。

予約は一般に葬儀社経由で行い、空き状況に応じて日程を調整します。

株式会社駕徳（かごとく）は、堺市で自社ホールを二つ備え、貸切の落ち着いた空間をご用意できます。宗教や規模に合わせ、無理のない進め方をご提案します。冬季は混み合うため、早めの相談が安心です。

役所手続きと必要書類

死亡届は、通常は葬儀社が提出を代行します。受理後に火葬許可証が交付され、火葬が可能となります。死亡届の提出期限はご逝去から7日以内です。

手続き	主な書類	期限・備考
死亡届の提出	死亡診断書、届出人の印	7日以内。葬儀社が代行可
火葬許可証の取得	死亡届の受理後に交付	葬儀社が代行可
葬祭費補助金	本人確認書類・葬儀実施が分かる書類・口座情報	国民健康保険・後期高齢者医療制度加入者が対象。自治体で条件・期限が異なる
埋葬料	健康保険証・葬儀費用の領収書・口座情報	会社の健康保険（協会けんぽ・健保組合）加入者が対象。

※お亡くなりになった方が加入していた保険により、「葬祭費」または「埋葬料」のどちらか一方が対象となります。

事前準備の確認と心構え

少しの備えや以下の項目を確認しておくことで、当日の負担は軽くなります。無理のない範囲で整えておくと、気持ちにゆとりが生まれます。

• 葬儀社の連絡先と家族の連絡網
• 宗旨・菩提寺の確認と連絡方法
• 遺影候補の写真と服装の準備
• 費用の上限と希望内容の優先順位
• 参列範囲と訃報の案内方法
• 副葬品の方針と可否の確認

堺市の慣習や施設の細かな決まりは、時期により変わることがあります。株式会社駕徳（かごとく）は、自社ホールと地域のネットワークをいかし、創業約100年の経験でご遺族様をでお手伝いします。

よくある質問

葬儀の日程はいつ決める？

逝去後は喪主やご家族で方針を確認し、通夜・葬儀の日時を検討します。目安は3〜5日以内ですが、決定は火葬場と式場の空きに左右されます。まずは斎場の空き状況と宗教者の予定を合わせ、安置場所の確保と移動時間も勘案します。連休や冬季は枠が埋まりやすいため、候補日を複数用意すると負担が減ります。

仏式では、日程調整は葬儀社が代行し、火葬枠の確定をもとに通夜・葬儀の開始時間を整えます。ご高齢の参列者や遠方の親族がいる場合は、朝早すぎない時間帯を選ぶと安心です。仮押さえの期限やキャンセル規定も確認しましょう。判断が難しいときは、株式会社駕徳（かごとく）が日程の優先順位を一緒に整理いたします。

火葬許可証は誰が取得？

死亡届は、医師作成の死亡診断書とセットで役所へ提出します。多くの場合、葬儀社が届出人の委任により手続きを代行し、受理後に火葬許可証が交付されます。提出期限はお亡くなりから7日以内です。役所の受付時間外であっても、葬儀社が必要な手配を24時間体制で進めますのでご安心ください。

火葬許可証は火葬当日までに火葬場に提出します。
終了後は「火葬済」の表示が入った火葬許可証として返却され（※自治体により名称が異なる場合あり）、葬祭費や埋葬料の申請で写しを求められることがあります。紛失しないよう保管してください。不明点があれば、株式会社駕徳（かごとく）におたずねください。

見積書で特に確認すべき点は？

まず、総額だけでなく総額と内訳が対応するかを確認します。祭壇や棺、安置・ドライアイスの回数、進行人員、車両、式場・火葬料などの区分が明記されているかが重要です。含まれるもの/含まれないもの、宗教者への謝礼の扱いも明確だと安心です。

次に、人数や時間延長で発生する追加費用の条件、お支払いの時期と方法（現金・振込・カード）に加えて、見積書の確定タイミングや火葬・式場予約の確定条件も、あわせてご確認ください。疑問は小さなことでも遠慮なくご相談ください。

株式会社駕徳（かごとく）での事例

堺市の公営斎場での家族葬

堺市内の病院でご逝去された82歳の女性は、生前地域のボランティアや近隣の世話役を務める穏やかなお人柄でした。ご遺族は親しい方だけで見送りたいとのご希望で、当社は堺市立斎場内の小式場を手配。寝台車で搬送し当社ホールで安置、枕飾りやドライアイス管理、遺影の選定をサポートしました。

通夜は親族中心で読経と焼香を済ませ、翌日は告別式でゆっくりお別れの時間を設けました。出棺後は火葬場へ同行し、収骨まで滞りなく進行。会食や返礼の段取りも事前に共有し、ご家族が無理なく過ごせるよう配慮しました。

自社ホールで行った一日葬

堺市内の介護施設で息を引き取られた75歳の男性は、静かで几帳面なお人柄で家族との会話を大切にされていました。ご家族は移動の負担を避けたいとのことで、当社の自社ホールで一日葬を実施。搬送と当日の安置、祭壇設営、遺影準備を速やかに整えました。

葬儀は告別式後に火葬へ直行する形式で進行。収骨後の後飾りと役所手続きも当社が代行し、ご家族が落ち着いて見送れるよう支援しました。葬儀後は精進落としの手配や返礼品、菩提寺との連絡調整も行い、実務面の負担を最小限に抑えました。

まとめ

堺市での仏式の葬儀は、逝去から搬送・安置、通夜、葬儀・告別式、火葬、収骨・納骨までが一般的な流れです。役所手続きの確認を早めに行い、喪主や関係者で役割分担を決めると安心です。株式会社駕徳（かごとく）は地元での実務経験をいかし、必要書類や費用、日程調整を丁寧にサポートします。事前相談で不安を減らし、当日は落ち着いて対応できるよう支援いたします。